1この手順で確認すること

背中が丸まりすぎず、体が左右に傾いていないかを見ます。

足底が床またはフットサポートについていると、姿勢が安定しやすくなります。

テーブルの高さと食器の位置を調整し、食べやすい環境を作ります。

2基本手順

1

座位姿勢を確認する

個別に決めた姿勢と、背中・骨盤・頭の位置を照合します。身体の傾きや痛みがあり、決められた方法で安定しない場合は食事を始めず、看護職やリハビリテーション職等へ相談します。クッションやリクライニングも本人に合う設定を確認します。

2

足元とテーブル高さを整える

足底が安定しているか、テーブルが高すぎたり低すぎたりしないかを確認します。肩に力が入りすぎない高さが目安です。

3

食器と水分を届きやすく置く

本人が見やすく、取りやすい位置に食器を置きます。利き手、麻痺、視野の偏りがある場合は配置を調整します。

4

食べ始めの様子を見る

一口目の飲み込み、むせ込み、疲れやすさ、表情を観察します。異変があれば急がず中断して確認します。

3現場チェック

背中と骨盤が安定している
足底が床または台についている
テーブルの高さが本人に合っている
食器、水分、介助者の位置が安全に整っている

4注意点

眠気が強い、呼吸が苦しそう、むせ込みが続く場合は無理に食事を進めません。

首が後ろに反った姿勢は飲み込みにくくなるため、頭部の位置を確認します。

食事量だけでなく、食べる速さや疲れ方も記録・共有します。

声が出ない、息ができない、強い咳ができない場合は窒息を疑い、直ちに応援と119番通報、訓練で学んだ応急手当につなげます。水や食べ物で流し込もうとしないでください。

5声かけ例

「食べ始める前に、少し姿勢を整えますね」
「足を床につけると、体が安定しやすいですよ」
「ひと口ずつ、ゆっくりで大丈夫です」

6よくある質問

足が床につかない場合はどうしますか?

足台やフットサポートを使い、できるだけ足元が安定するように調整します。

食事中にむせた場合はどうしますか?

食事を止めて呼吸と反応を確認します。声が出ない、息ができない、強い咳ができない場合は、窒息を疑って応援・119番通報・応急手当を優先します。呼吸が保たれていても繰り返すむせは医療職に相談し、再開を独断で決めません。

7この手順の要点

姿勢・食形態・とろみ・一口量は、本人の評価と個別のケア計画に沿って確認します。

強い眠気や呼吸の変化、姿勢の不安定さがあるときは、食事開始を急がず医療職へ相談します。

窒息が疑われて声や呼吸が出ない場合は、定時の共有を待たず応援と救急対応を優先します。

参考・出典